「第3回数値シミュレーション活用研究会」の申込みを行います。
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第3回数値シミュレーション活用研究会
〜FEMの課題を解決するブレークスルーとしてのWBM      
      及び音響透過の時間領域解析を可能とするFDTD法〜

 
 数値シミュレーション活用研究会は、企業の技術者を対象として、数値シミュレーション利用技術の高度化や、共通の課題・テーマを持つ異業種間のコミュニティー基盤の形成を目的としています。毎回異なるテーマを設定し、学術界等からの最新の研究成果や情報を提供することによって、新たな知見・知識を獲得するとともに、技術者相互の情報交流を図ります。
 第3回研究会では、「FEMの課題を解決するブレークスルーとしてのWBM及び音響透過の時間領域解析を可能とするFDTD法」をテーマとして、3名の先生から、JAXAで開発中の波動ベース法(WBM)及び時間領域差分法(FDTD法)の理論と解析事例についてご紹介いただくとともに、デモを実施していただきます。
 ご紹介するWBMのツールは、主に低周波の音響及び振動問題に適用される有限要素法(FEM)と高周波の問題に適用される統計的エネルギー法(SEA)でともに精度の良い解析ができない中間周波数帯が存在する問題(一般にMid-Frequency Crisisと呼ばれている)において、決定論的解析を可能とするもので、格子を使わないため高速である点と厳密解の重ね合わせを用いるので分散誤差がない点が利点となります。一方、FDTD法のツールは、流体中を伝播する音波と固体中を伝播する弾性波を時間領域で同時にかつ高速に扱うことができるもので、第1回研究会で紹介された自動格子生成ツール(HexaGrid)との組み合わせによって、複雑形状の物体に対して音響透過解析を可能としています。
 
 

 日 時 :平成22年9月7日(火) 13:30〜17:00(受付開始12:30)
 場 所 :
CIVI新大阪研修センター 903C(地図はコチラ
       大阪市淀川区西中島3−9−13
 参加費:無料(懇親会は別途2,000円程度)
 主 催 :(財)計算科学振興財団、次世代スパコン利用推進協議会

プログラム
13:30〜13:35

挨拶

13:35〜14:35
講演T
 『FEMの課題を解決するブレークスルーとしてのWBM』

  宇宙航空研究開発機構 研究開発本部 数値解析グループ
    高橋 孝氏
14:35〜14:55 講演U
 『GUIを用いたWBM解析のデモ』


 (株)計算力学研究センター
    金田 英和氏
14:55〜15:10
(休憩)

15:10〜16:10

講演V
 『音響透過の時間領域解析を可能とするFDTD法』


 宇宙航空研究開発機構 研究開発本部 数値解析グループ
    村上 桂一氏
16:10〜16:30 講演W
 『HexaGridとの組み合わせによるFDTD法』


 宇宙航空研究開発機構 研究開発本部 数値解析グループ
    村上 桂一氏
16:30〜17:00 質疑応答


 参加申込み:申込書をダウンロードし、FAXにてお申込み下さい。
 お申込期限:平成22年8月31日(火)

 お問合せ先:
   財団法人計算科学振興財団
   住所:〒650-8567 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
   電話:078-366-6181   FAX:078-360-0115   E-mail:info@j-focus.or.jp



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