TOP活動履歴一覧

第6回(平成21年度 第3回)産学官ユーザーネットワーク研究会

日時:平成21年9月30日(水)13:30〜17:30(受付開始13:00)
場所:大阪 中之島センタービル29階関経連会議室(大阪市北区中之島6丁目)

13:30〜13:40 『開会あいさつ』

計算科学振興財団

講演T
13:40〜14:30
『ナノ統合拠点での全体像と次世代エネルギー』

自然科学研究機構 分子科学研究所 平田 文男 教授

「超高速コンピューター網形成(NAREGI)プロジェクト」のナノ分野グリッド実証拠点を引継ぎ、再出発した「グランドチャレンジアプリケーション研究開発拠点(ナノ分野)」の全体像、及び光エネルギーの化学エネルギーへの固定、貯蔵、電気エネルギーへの変換など太陽エネルギーの有効利用に関わる計算科学的理論・方法論及びソフトウェアについて解説する。

講演U
14:30〜15:20
『次世代ナノ生体物質』

名古屋大学大学院工学研究科 岡崎 進 教授

ナノスケールの生体物質に対して、自由エネルギーレベルの相互作用、自己組織化や動的なふるまいをシミュレートできる方法論を確立し、例えば水中のウイルスカプシド(ウイルスの殻)など、1000万原子大規模分子動力学シミュレーションの実現、或いは、たんぱく質の分子認識やドラッグデリバリのナノプロセスといった精緻なシミュレーション方法の確立に関して解説する。

15:20〜15:30 休憩
講演V
15:30〜16:20
『次世代ナノ情報機能・材料』

東京大学大学院理学系研究科 常行 真司 教授

次世代ナノ複合材料については、ナノ構造体の複合による超高集積デバイス開発、ナノスケール内部組織構造の制御による高強度の実現と高性能誘電・磁性特性材料の探索・設計、及びその開発基盤となるシミュレーションソフトウェアについて解説、次世代ナノ電子材料については、量子減少をマクロな世界に引出すことを目的に、物質やナノ構造での電子物性の研究について解説、次世代ナノ磁性材料については磁性ナノ粒子の作成と磁気デバイスへの応用に関して解説する。

講演W
16:20〜17:10
『次世代ナノ統合シミュレーションソフトウェア』

名古屋大学大学院工学研究科 岡崎 進 教授

ナノサイエンス分野の広い領域をカバーする中核アプリケーションと付加機能ソフト、及び連携ツールであるIGNITIONやGIANTに関して解説する。

17:10〜17:20 『閉会あいさつ』

計算科学振興財団

17:40〜19:10 懇親会(参加費3,000円)

計10社
(株)さっそメディアソフト コベルコシステム(株) 神鋼リサーチ(株)
新コスモス電機(株) 住友ベークライト(株) 東洋紡績(株)
パナソニック(株) 林技研(株) バンドー化学(株)
東京工業大学