日時:平成21年7月10日(金) 13:30〜17:30(受付開始13:00)
場所:大阪 中之島センタービル29階関経連会議室(大阪市北区中之島6丁目)
13:30〜13:40 | 開会あいさつ
技術支援スタッフの紹介 「福田正大チーフコーディネータ」 |
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講演T 13:40〜14:30 |
『航空宇宙分野の音響問題に関する数値シミュレーション』
JAXA 研究開発本部 数値解析グループ 非定常流・振動セクションリーダ 近年、航空機・宇宙機において、音響問題が共通の技術課題として強く認識されてきています。 ロケットでは、打上げ時の音響振動が人工衛星を加振する問題や複合材フェアリングを透過する非線形波の音響伝播及び透過損失の予測、空力と構造の連成で発生する遷音速バフェットの予測等が喫緊の課題となっております。また、航空機では、国産航空機(MRJ)や超音速旅客機、ヘリコプタ等で機内及び機外騒音低減技術の開発が望まれています。 本講演では、これら航空宇宙分野だけでなく、幅広い分野で課題解決に有効な手段となり得る、音響シミュレーション技術の研究開発動向について解説します。 |
講演U 14:30〜15:20 |
『数値シミュレーションを活用した航空エンジン開発』
株式会社IHI 航空宇宙事業本部 技術開発センター 要素技術部 空力技術グループ 近年の計算機能力の目覚しい進歩に伴い、航空エンジン内部流れのシミュレーションは、エンジンの設計・開発において今や不可欠なツールとなっています。 本講演では、エンジン開発における具体的な適用事例を使いながら最先端のシミュレーション技術を紹介するとともに、シミュレーション活用の利点や今後の果たす役割、将来の計算機への期待や展望等についてメーカの立場から意見を述べます。 |
15:20〜15:30 | 休憩 |
講演V 15:30〜16:20 |
『液体ロケット/航空エンジン燃焼器に関する燃焼シミュレーション』 JAXA 研究開発本部 数値解析グループ 燃焼・乱流セクション 近年の著しい計算機能力の向上によって、Large Eddy Simulation(LES)による非定常燃焼シミュレーションが実用的なものになりつつあり、燃焼振動などの不安定燃焼問題への適用が期待されています。 本講演では、液体ロケット/航空エンジン燃焼器に対する燃焼LESの適用例を紹介するとともに、非定常解析に伴う計算コスト・計算結果の後処理といった観点から将来のスーパーコンピュータへの要望を述べます。また、大学の研究室などで運用されているPCクラスタのような、比較的小規模な計算機上における燃焼LESの実行可能性についても触れたいと考えています。 |
講演W 16:20〜17:10 |
『富士通のテクニカルコンピューティングの取組み』 |
17:10〜17:20 | 次世代スーパーコンピュータ利用推進協議会からの報告 ・平成20年度の事業実施報告 |
17:20〜17:30 | 次回開催案内、閉会あいさつ |
17:40〜19:10 | 懇親会(参加費2,000円) |
計18社 | ||
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(財)新産業創造研究機構 | NECシステムテクノロジー(株) | 朝日新聞社 |
岩谷産業(株) | 川崎重工業(株) | 関西電力(株) |
住友精密工業(株) | デル(株) | パナソニック(株) |
林技研(株) | 日立造船(株) | 三菱スペース・ソフトウエア(株) |
(株)アシックス | (株)ヴァイナス | (株)キャトルアイ・サイエンス |
(株)神戸製鋼所 | (株)さっそメディアソフト | (株)富士テクニカルリサーチ |